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バツイチクリ男

Author:バツイチクリ男
日比谷のインペリアルで結納・挙式・披露宴をして、新居はタワーマンションに住んでそのまま幸せになるはずでした。

結婚前は女性から飲み会に誘われたり、チヤホヤされたりすることもあった。

女子大生のセフレもいた。

しかし8年で離婚!(子なし)

事業に失敗して5000万円あった貯金も今では50万円に。

今の俺に以前のような輝きはなく、現在は頭の中が腐りかけています。

仕事も恋愛もうまくいかずに暗黒時代に突入中!

こんなバツイチくそ男がグダグダ書くノンフィクションのブログ。

アラフォーになり、好きなように生きると決めた人間模様とリアルな心情を独自の視点で書いています。

綺麗事や感動秘話はありませんが、何か伝わるものがあれば嬉しいです。

一息つきたい時に聴きたくなる
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大阪LOVER




【今日の一言】

大阪に来るといつも思う。


何故、東京にいる大阪人は

大阪弁が大げさになるのか。

嘘の大阪人の姿を教えたがるのか。


大阪にいる東京人が落語に出てくる

熊さん・八っつぁんのような話し方をしたら

違和感を感じるのと同じだ。


東京にいる大阪人の話し方が

実は嘘くさいと気づいているのは

俺だけではないだろう。





久々の大阪だった。


やしきたかじんがなくなった時や

アベノハルカスが開業した時には

まだ大阪にいた。


新幹線の改札を出て

エスカレーターで下りて少し歩き、

エスカレーターで上がると御堂筋線になる。


以前は年間の半分以上は大阪にいたので、

無意識のうちにでも歩けそうだった。


なんば駅で降りて、

いつものように蓬莱で豚まんを買った。


注文すると、

帽子をかぶった女性の店員さんから

『お疲れ様です。お仕事ですか?』

と尋ねられた。


出張だと答えると

ご苦労様ですと言われる。


この会話のやり取りが

大阪に来たことを実感させられる。


俺の知っている大阪人は

ほとんど東京人と変わらない話し方をする。


ビジネスの接客だけでいうと、

東京人よりも丁寧な標準語を話す大阪人が多い。


イントネーションは違うが

わざとらしい大阪弁を話す人はいない。


プライベートで

大阪人同士の会話を聞いていても

ボケとツッコミをしている人も特にいない。


大阪に来るといつも思う。


何故、東京にいる大阪人は

大阪弁が大げさになるのか。

嘘の大阪人の姿を教えたがるのか。


大阪にいる東京人が落語に出てくる

熊さん・八っつぁんのような話し方をしたら

違和感を感じるのと同じだ。


東京にいる大阪人の話し方が

実は嘘くさいと気づいているのは

俺だけではないだろう。





大阪南船場局から出て

心斎橋駅に向かおうとすると、

目の前のビルに心斎橋駅の表示がされていた。


ビルの中に入ると、

駅までの経路を示した案内はない。


ビルの外には心斎橋駅の表示があるのに

ビルの中に入ると心斎橋駅の案内表示がない。


ビルの外に出てもう一度表示を確かめると、

ビルの中のエレベーターからふたりのご婦人が手招きした。


周りを見たが、俺しかいない。


小走りでビルの中に入り、

エレベーターに乗り込む。


ご婦人 『ここはわかりづらいでしょ。地下に行くと、1番出口ににつながるから』

俺 『ありがとうございます』


地下の階に到着した。

ご婦人が先に出た。


ご婦人 『お先に』

出る時に軽く会釈された。


ご婦人 『ここをまっすぐに進んで右へ曲がると心斎橋の駅になりますよ』

俺 『ありがとうございます』


この経路は慣れている人にしかわからないだろう。

ご婦人の品の良さと親切心に頭を下げる。


東京ではこういう経験はないが、

大阪ではよくあることだった。





心斎橋での仕事を終えると、

友人の高木(仮名)と天王寺で食事をした。


その後、ふたりで歩いて

動物園前のカラオケ居酒屋へ向かう。


飛田新地は相変わらず盛況だった。


客引きの婆さん 『おにぃさ~ん、どうぞ。可愛い子だから見てって』


若くてキレイに見える女性は多いが、

いかにもナイトワークのプレイヤーといった

服と化粧は苦手だった。


白人ふたりが前を歩いていた。


客引きの婆さんは外人には声を掛けない。

このあたりが面白い。


歩いていると、

何となく橋下市長のことが頭に浮かんだ。


ここの顧問弁護士から始まって

府知事と市長にまでなった。


相変わらず、治安が良い。


鯛よし百番の前を通る。

2000年に国の登録有形文化財になった。


これを厳かと見るか

悪趣味と捉えるか。


動物園前一番街のアーケードに入ると

店からカラオケの音が聴こえてきた。


独特の匂いがする。

何となく、異質な空間に入ったことがわかる。


何かの中毒者か、ホームレスか、

ただ身だしなみがだらしない人なのか

判断がつかないような人達が多い。


スーパーの玉出は20時からお惣菜が安くなるので

人が増えているようだった。


王将が動物園前一番街のアーケードから

堺筋と43号線の交差点に移転していた。


移転前の王将のそばが

高木の行きつけの店だった。


カラオケ居酒屋がこのあたりには30件近くある。


カラオケ居酒屋のオーナーとスタッフは

チャイニーズかコリアンが多いが、

客はほぼ日本人だけのようだった。


山谷にあるカラオケ居酒屋のようなものだろう。


俺のように出張できた時に利用する客もいるだろうが、

場所柄、日雇い労働者や

ブルーカラーのような人たちが多い。


中に入ると、

カウンターしかない

10席ほどの店だった。


客は6名座っている。


女性店員は3名いた。

一目でチャイニーズだとわかる。


チャイニーズの店員 『いらっしゃいませ。おひぼり、どぞっ』

チャイニーズの店員 『たかぎさん、久しぶりです』


チャイニーズの店員が高木と話している。

愛想の良い女性だった。


20代前半に見えるが、

80キロ位はありそうだった。


おそらく学生だろう。


カラオケ居酒屋でアルバイトをしている

留学生が多いとは聞いていた。


おしぼりを受け取った。


チャイニーズの店員 『ビール?チューハイ?なに飲む?』


ふたりとも生ビールと答える。


チャイニーズの店員 『今日は暑いよ。わたしはなつよ』


冷えたビールが来たので乾杯した。


なつ 『おつまみ何する?』


正面に書かれたメニューの紙を見る。


なつ 『これあげるよ、ちゅごくのつくだに。辛い、けど美味しいよ』

なつ 『つくだにはサービスだよ』


袋に入った佃煮を手渡された。

封は切られていない。


中国語表記なので読めないが、

表のパッケージには大工の源さんのようなキャラクターが

佃煮を食べている。


なつ 『おつまみ何する?』


冷やしトマトと枝豆を注文する。


なつ 『ちゅごくのつくだに。辛い、けど美味しいよ』


佃煮を勧めてくる。


パッケージの裏を見ると、

2015.5.25と書かれている。


日付だろうか。


俺 『これは何の数字?』


日付の意味を尋ねた。


チャイニーズ同士での会話が始まった。


日本語で話す時は穏やかなのに、

途端に声が大きくなり、早口になる。


客 『兄さん、それやめた方がええよ』


隣に座っていた60近い職人風の男性から言われた。

直観でやめるべきだという判断はしていた。


なつ 『これ、つくた日よ。ちゅごくではつくた日をかくよ』

なつ 『にほんはたべなくなる日、ちゅごくはつくた日ね』


俺 『製造日?賞味期限みたいなのは書いてないの?』


またチャイニーズ同士での会話が始まった。

途端に声が大きくなり、早口になる。


なつ 『ないよ』

高木 『危ないやん』


俺 『その佃煮は売り物?』

なつ 『違うよ、ちゅごくの友達からもらたよ』


酔っ払った客がひとり入ってきた。

高木の横に座る。


ビールを注文したが、

サービスの佃煮は出てこなかった。


もう佃煮はなくなったのか。


高木が横の人に佃煮を勧めて

話し始めた。


カラオケ居酒屋は

初めて会った人とも

自然に会話しやすい雰囲気がある。


このあたりは東京に較べて打ち解けやすい。


チャイニーズの店員 『あきです。おにさん、どこから来た人?』


別の女性店員が来た。

やはり20代前半位だろうか。


さっきの店員よりも痩せてはいるが、

ぽっちゃりしている。


俺 『東京からだよ』

あき 『何しに来た?』


俺 『仕事だよ』

あき 『東京いたことないよ。人多いね』


俺 『君は大阪人か?』

あき 『違うよ。ちゅごくじんだよ』


ビールを飲みながら

暫く他の客のカラオケを聴いていた。


地元の常連が多いようだった。


隣に座っている

60近い職人風の男性と話していると、

もうひとり別の女性店員が来た。


やはり若い。20代前半だろう。


目と鼻と口が丸い

典型的な漢民族のような顔をしている。


嫌いな顔立ちではなかった。


チャイニーズの店員 『さっき、おにさんにつくだにあげたでしょ。なぜ食べない?』

俺 『佃煮は好きじゃないんだよ。君、はるちゃんだろ』


はる 『何故わかた?おにさん、何故わたしの名前わかた?』

俺 『ふゆちゃんという日本人の女の子はあまりいないから』


俺 『残りははるちゃんだろ』

はる 『はずれ、いるよ。ママはふゆみよ』


この店の女の子は

四季を源氏名にしているのだろう。


俺は話し方に気づいた。

彼女達は大阪弁を話していない。


中国訛りの強い標準語を話している。

店の方針だろうか。


はる 『じゃ次はおにさんの名前は?』

俺 『ひがしだよ』


はる 『ひがし?かわた名前ね?苗字か?』

俺 『名前だよ』


はる 『苗字は?』

俺 『けざわだよ』


はる 『おざわ?』

俺 『けざわ』


はる 『どう書く?』


俺は漢字で毛沢東と書いた。

昔からある親父ギャクだった。


はるが微笑んだ。


笑った表情がどこか似ていると思った。

おそらく年齢も同じくらいだろう。


はる 『おにさん、嘘つきね』

俺 『はるも本名じゃないだろ』


はる 『けざわさん、カラオケうたうか?ビールもう一杯飲むか?』


ビールを頼んだ。

俺はけざわさんと呼ばれるようになった。


ここは労働者がチャイニーズの若い女性を

口説きに来たりもする。


若い女性を口説いても

安上がりに飲める場所だった。


10杯位飲んでカラオケしても

会計はせいぜいふたりで6000~7000円程度だ。


ドヤ街の憩いの場所だろう。


はる 『けざわさん、シングルベトうたうか?』


歌わないと言うと、

はるは自分でシングルベットを歌い始めた。


カラオケは1曲100円だ。


この場合には俺たちの伝票に

カラオケ代が追加される。


店員の女性は日本語は下手だが、

日本の歌はかなり歌える。


時の流れのようにや

ハナミズキのような歌ならわかるが


3年目の浮気や居酒屋なども歌える。

それなりに努力しているのだろう。


歌い終えると、

みんなで拍手する。


一体感が生まれる

この雰囲気は好きだった。


はる 『けざわさん、てれやですか?何故うたわない?』

俺 『歌うよりも聴くほうが好きなんだよ』


はる 『けざわさん、何かうたてほしいのある?リクエストは?』

大阪LOVERと答えた。


はる 『わかた。あなたのためにうたてあげるよ』


はるが大阪LOVERを歌い始めた。

Eラインがキレイな横顔を見つめた。


俺は大阪人の女性が歌う

大阪LOVERを聴くのが好きだった。


大阪人ではないが、

チャイニーズでも大阪に住んでいれば同じだろう。


大阪で仕事をする前はこの曲を知らなかったが、

大阪人の女性とカラオケに行くと、


大阪LOVERをよく歌っていたので

自然に覚えるようになった。


多分、この曲を知らない東京人もいる。


俺は20年前に大阪人の女性と付き合ったことがある。

大阪と東京の遠距離恋愛だったが3年続いた。


あの頃は何も考えていなかったが、

今考えると、一番楽しかったかもしれない。


当時に比べたら

このあたりは一変した。


これでも街並はきれいになって

だいぶマシなドヤ街になった。


その代わり、

シャッターを閉めたままの空き店舗が

多くなったような気がする。


はるの歌はうまくはないが、

下手な日本語で一生懸命に歌っている姿を見ると

心の琴線に触れた。


健気さもどこか似ていた。


はるの大阪LOVERを聴きながら

俺の昔の恋人は幸せに暮らしているだろうかと、

下らないことをぼんやりと考えた。





こいつは俺の相棒で生意気な変態クマ野郎ですが、
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