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バツイチクリ男

Author:バツイチクリ男
日比谷のインペリアルで結納・挙式・披露宴をして、新居はタワーマンションに住んでそのまま幸せになるはずでした。

結婚前は女性から飲み会に誘われたり、チヤホヤされたりすることもあった。

女子大生のセフレもいた。

しかし8年で離婚!(子なし)

事業に失敗して5000万円あった貯金も今では50万円に。

今の俺に以前のような輝きはなく、現在は頭の中が腐りかけています。

仕事も恋愛もうまくいかずに暗黒時代に突入中!

こんなバツイチくそ男がグダグダ書くノンフィクションのブログ。

アラフォーになり、好きなように生きると決めた人間模様とリアルな心情を独自の視点で書いています。

綺麗事や感動秘話はありませんが、何か伝わるものがあれば嬉しいです。

一息つきたい時に聴きたくなる
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女の復讐(2)




【今日の一言】

『お前、まだ甘いよ』


嘲笑された。

松岡が最後に放った言葉は今も忘れられない。





数日後にサキさんから俺の携帯に電話が入った。


メグミさんと話し合いたいが

連絡が取れないので

俺に仲介してほしいという。


この女はどこまで図々しいのだろう。


またメグミさんがどんな人なのかを聞きたいので

直接会って教えてほしいと頼まれた。


お互いがまだ連絡を取り合っていないことに驚いた。

女同士で意地を張り合っているのだろうか。


ここまで来ると、

俺を巻き込みたいのかと

言いそうになってしまう。


もう俺の役割は終わりだと思っていたが、

しつこくサキさんから頼まれたのと


あの松岡ほどのモテる男がどんな女性と婚約していたのかを

見てみたい気持ちも少しあったので


後から考えると、断れば良かったと思うが

俺はサキさんと会うことにした。


翌週、銀座で食事をしながら話をした。


第一印象は背が高くてスタイルの良い女性。

黒髪で色が白くて巨乳だった。


俺が好きなエロい3要素を揃えている。


さすが松岡の選んだ女性だが、

少し病んでいそうな目をしていた。


婚約破棄までしたのだ。

当然、普通の精神状態ではないだろう。


意外だったのは

サキさんから松岡に金を貸したことはないかと

すぐに聞かれたことだ。


ないと答えると

良かったですと言われる。


それからサキさんは松岡という男の正体を話し始めた。


松岡は友達から多額の借金をしているが、

返済を迫られると、連絡がつかなくなるという。


そしてまた新しい友達を見つけては借金をして

連絡がつかなくなる。


その件で松岡は友人から訴訟を起こされている。


サキさんも松岡には100万円以上の金を貸しているという。


同棲中も松岡は家にお金を入れないので

生活費はサキさんが出していたらしい。


松岡がお金にだらしないとは意外だった。


松岡のイメージは

スマートで何でも器用にこなすヤリ手の男だったからだ。


女性にお金を出させたり、

借金をするような男には見えない。


飲み会では絶対に女性にお金を出させなかった。


サキさんは合コン中の松岡の様子についても知りたがった。


松岡がきちんとお金を払っていたかと聞かれる。

払っていたと思うと答える。


以前、サキさんは松岡の友達から

松岡が飲み会ではお金を払っていないと聞かされたという。


どういうことか尋ねると、

松岡は幹事をやることが多いのだが、

いつも松岡が清算をする。


ある時、松岡の友人がお店からの請求額を確認した。


総額を男性側で割って負担するのだが、

松岡は明らかにそれよりも多い金額を要求していることがわかった。


つまり、松岡は女性と自分の分のお金を

参加男性に払わせるという。


思い当たる節があった。


最初に出会ったパーティーの2次会から合コンまで

必ず、松岡が清算をしていた。


俺は総額を知らずに

いつも松岡から言われたお金を支払っていた。


松岡はそこから自分の分を払っていたのだろうか。


サキさんは今回の件も都合が悪くなったので

また松岡が逃げ回っているのだろうと話す。


その後も松岡批判は止まらずに

メグミさんの話をするよりも

サキさんの愚痴を聞いているばかりになった。


俺としては松岡からの話を聞いていないので

サキさんだけの話を信用するわけにはいかないが


松岡と連絡が取れない以上、

彼に胡散臭さを感じ始めていた。


それと同時にサキさんの話を聞いているうちに

今度はサキさんにも同情するようになってしまった。


松岡にひどい目に遭わされたサキさんが可哀そうに見えてくる。

何とかしてあげたいという気持ちになってくる。


不思議なもので

女は自分が困った時には

男が助けてあげたいと思うような雰囲気を出すのがうまい。


翌日から毎日メールが届くようになった。


サキさんは俺を誠実な男だと思ったようだ。


俺もメールを返信する。

1日に何十通もやりとりをする。


サキさんを守ってあげたいと思う気持ちが増していく。

俺はサキさんから頼られることが嬉しくなっていた。


おかしな方向に向かっていると

頭では気付いていながらも

サキさんに対する思いが強くなっていくのを止められなかった。


若気の至りだ。


サキさんは同棲していた家から出て実家に住んでいる。


しかし出戻りのような感じで居心地が悪くなったので

俺の家に住みたいと言い出してきた。


俺の家でサキさんが得意な料理を毎日作ってくれたら嬉しいし、

サキさんを抱きたいとも思った。


俺は承諾してしまった。

一線を越えそうになる。


その頃になると、

メグミさんの話などは出てこなくなった。


お互いの過去のことを話したり、

未来や人生観についても語り合っていた。


いつの間にか、

俺たちは付き合っているような雰囲気にもなってきた。


しかし荷物を持って俺の家に来る当日の朝に

体調が悪くなったので行けなくなったと連絡が入った。


その時、俺は一緒に住む気持ちにまでなっていたので、

サキさんが来ないことを残念に思った。


体調は大丈夫かとメールをするが返信はない。


それからサキさんとは連絡が取れなくなった。

メールをしても返信が来なくなった。


体調を崩して入院したのか、

誰かに止められたのか、

それとも松岡とやり直したのかと

嫉妬する気持ちになった。


入院なら仕方ないが

松岡とやり直したのであれば

それを止めたいと思った。





サキさんと連絡が付かなくなり、

1週間ほど経った時に松岡から電話が入った。


サキさんとのことを聞かれる。

松岡は俺とサキさんとの関係を知っていた。


サキさんは俺とメールのやりとりを残した携帯を

松岡と同棲していた部屋に残していったらしい。


松岡はその携帯を見て電話をしてきたが、

俺を責めてこない。


二人の関係は

示談で終わらせたと聞かされた。


松岡が金を払っている。


日にちを聞くと、

かなり前に示談になっている。


俺とサキさんが会った時には

示談が成立していた。


そこで俺はやっと気付いた。

サキさんは始めから俺に対する気持ちはなかったのだろう。


松岡の友達から口説かれたり、

松岡の友達と良い関係になったりすることが

松岡に対する復讐だったのだ。


示談が済んで金を受け取ったサキさんだが

それでも気持ちが収まらなかったのか、

俺を利用して松岡に嫉妬させたかったのだろう。


だからサキさんは俺とメールのやりとりを残した携帯を

わざと松岡と同棲していた部屋に置いて行った。


松岡の口調からすると、

別に怒っていないし、

おそらく嫉妬もしていない。


既に松岡はサキさんへの気持ちがなかったのかもしれない。


また松岡は俺とメグミさんの

最初の電話のやりとりも知っていた。


メグミさんから電話が入った。

すべてはあそこから始まった。


あれはサキさんが依頼した探偵事務所の女性が

メグミさんになりすまして俺に電話してきたのだという。


つまり松岡の話だけでは裏付けが取れないので、

サキさんは浮気の発端となった出会いの証言を取るために

探偵を雇って俺に電話させた。


そこでの会話の内容・やりとりは全て録音されていた。

松岡もそれを聞いている。


俺が松岡をかばって

婚約者の存在を話さなかったことも知っているだろう。


これでメグミさんに電話した時、

俺を覚えていないといった理由がわかった。


俺は探偵の女性に騙されて話をしていたのだ。


探偵の女性の声とメグミさんの声の違いには

気付かなかった。


こうして松岡から今回のことを聞かされて

自分が利用されていたことがわかった。


サキさんが話していた

松岡の悪いイメージも本当かどうかわからなくなった。


自分に気を引くために松岡を悪者に仕立て上げようとしたのか。

それとも松岡という男は本当に悪者なのか。


その後の松岡とメグミさんの関係については聞けなかった。


どちらでもいい。

見抜けずに関わってしまった自分が悪い。


いずれにしても松岡が金を支払って示談が成立している。


『お前、まだ甘いよ』


嘲笑された。

松岡が最後に放った言葉は今も忘れられない。


あれから松岡とは連絡を取っていないが、

俺はパーティーで会っただけの

よく知らない男には気をつけるようになった。


男友達の人選は慎重にしなければいけないことを学んだ。



こいつは俺の相棒で生意気な変態クマ野郎ですが、
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